食品サンプルの作り方~型の取り方~後編
食品サンプルの作り方~型の取り方~後編です。
食品サンプルの作り方~型の取り方~
食品サンプルの作り方~型の取り方~前編に引き続き食品サンプル作りの型の取り方をまとめました。
食品サンプル型取り手順5
固まった型取りシリコンを段ボール枠から取り出します。
食品の埋め込まれた豆腐のようなものができています。
食品サンプル型取り手順6
食品を取り外します。
- 水で流すなどしてできるだけきれいに取り去る
- 水分を残さないようにする
- できるだけ取り出す穴をあけ過ぎない
のがポイントです。
また、食材の裏に塗ったコーキングが固まっていなくて手に付くことがあるので注意。
食品サンプル型取り完成
これで型取りは完成です。
もったいない感じもしますが、取り出した食べ物を食べるのはやめておきましょう。
型の取りやすい食品、取りにくい食品
いろいろやってみましたが型の取りやすい食品、取りにくい食品ありました。以下にあげておきます。
型の取りやすい食品
初心者にはチョコレートがオススメ。
- 形がはっきりしていて型取りの完成型がわかりやすい
- 薄いし、溶けるからシリコン型からも取り出しやすい
また、これは次の工程の話ですが最後に色塗りしなくていい。
マリー
やチョイス
のような薄くて硬めのクッキーはきれいに取り出せて簡単。
型の取りやすくも取りにくくもない食品
表面に水分と脂質を含んでいるたいやきや寿司のネタは食品サンプルの作り方~型の取り方~前編の手順2の「段ボールと食品をくっつける段階」ではしっかりくっつけるのが難しく心配が残ります。
が、固まったシリコン型から食品を外す段階は簡単できれいに外せました。
型の取りにくい食品
マリーやチョイスのようなクッキーは型も取りやすいですが、同じクッキー系でも
カロリーメイトのようなボロボロ崩れるタイプのクッキー
は食品を取りだす段階でシリコン型にくっついてきれいに取り出すのが難しいです。
同じく、ボロボロ崩れるドーナツも難易度高いです。
せっかくシリコン型を流し込んだ後8時間も待って固めたのに、食品を取りだす段階でうまくいかずにシリコン部分を削ってしまうと型取りは失敗です。
ドーナツもシリコンも時間も労力もぎせいになってしまいます。
また、寿司のネタは簡単なのですが、「しゃり」は難しい。
ご飯の間にシリコンが入り込んでクモの巣状態になってしまい取り出す難易度は最高クラス。
食品の型が取れれば食品サンプルは半分終わり
食品の型が取れれば食品サンプル作りの半分は終わりです。
逆にここで手を抜くと以降の工程では取り返しのつかない部分もありますので
面倒ですが妥協せずに取り組みましょう。