食品サンプルの作り方~型の取り方~前編
食品サンプルの作り方~型の取り方~前編です。
食品サンプル作りの型の取り方
食品サンプル作りの型の取り方をまとめておきます。
この手順に沿ってやれば、誰でも食品サンプルの型がとれてしまうはずです。
食品サンプル型取りに使うもの
食品サンプルの型取りをやる上で準備するものは
- サンプルにしたい本物の食品
- 段ボール(牛乳パックでも可)
- 太いテープ
- はさみ
- コーキングガン
- コーキングシリコン
- 型取りシリコン
- 硬化剤
- 計り
- 紙コップ
- 割りばし
ひとつひとつの材料については食品サンプル作りに使う材料まとめの記事を参考にしてみてください。
食品サンプル型取り手順1
食品のまわり1cmくらいの枠を段ボールで作ります。
この時、大きすぎると後で型取りシリコンが余計に多く必要になったり食品サンプルを取り出しにくくなるので最低限の大きさで十分です。
内側はテープで覆います。(後で型取りシリコンが固まった後段ボールを取り外しやすくするため。)
また、テープはしっかりと隙間なく覆いましょう。
そうしないとこの画像のように、後で型取りシリコンを流したときに漏れてしまいます。
では、完成形はこんなイメージ
このオレオのように2つ分一気に作るのもよいです。
食品サンプル型取り手順2
段ボールで作った枠と食品をコーキングシリコンでくっつける。
食品の底にコーキングシリコンを塗って段ボールで枠にくっつけます。(コーキングガンの使い方)
これは、型取りシリコンを流し込んだときに食品が浮いてくるのを防ぐため。
浮いてしまうと型取りは失敗してしまうので浮かないようにしっかりくっつけましょう。
これはマカロンですが悪い例、失敗して食べられないし型もできないし…
食品サンプル型取り手順3
食品がしっかりくっつけられたら型取りシリコンと硬化剤
をよくかき混ぜてから
食品をくっつけた段ボール型に流し込みます。
このとき、型取りシリコンと硬化剤の割合を間違えると硬化不良を起こしたり早く固まりすぎてしまったりするのでしっかり量を測って混ぜましょう。
割合は型取りシリコンによって違いますが1kgに対して40mlのパターンが多いようです。
また、何度かやってみて気付いたのですが、一度にたくさんの型をとってしまった方が作業効率も良いですし、型取りシリコン1kgにセットになってる硬化剤1瓶をまるまる入れてしまえば計りを使わないで比率も間違えることなくできます。
さらに、何度も作業スペースを汚す
リスクも起きませんので
と決めてしまって一気にたくさんの食品の型取り作業をしてしまうのがおすすめです。
食品サンプル型取り手順4
このまま水平なところにおいて8時間程固まるのを待ちます。
食品サンプルの作り方~型の取り方~後編に続きます。